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雲糸の滝 [まぶさび詩]

たきのまね、おちるふり、ひとすじに   (雲糸の滝)

先日、京大の前のバス停で待っているとき、おもしろい雲を見つけたので、アップします。

雲糸の滝.jpg
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靉嘔虹滝 [まぶさび詩]

レインボー、レイン ぼー、霊 んぼー   (靉嘔虹滝)

先日、東京都現代美術館に「靉嘔 ふたたび虹のかなたに」展を見にいってきました。
中に、長く垂れ下がる虹の滝も展示されていたのですが、わたくしめにとっては、展覧会全体が、虹の滝しぶき、といったおもむきでした。

靉嘔.jpg
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淡雪降る滝 [まぶさび詩]

まどいつつ、ゆきさきを、さぐりつつ   (淡雪降る滝)

今日は、ゆらゆらとまばらに雪が降っていました。
いかにもはかなげで、やわらかそうな雪が、どこに落ちていこうか、とまどいながらゆっくりと降ってくるさまが、なんともいえずいとしく思え、見あきないほどでした。
寒い1日でしたが、これもまた春への歩みの一コマなのでしょうね。

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ヴァレンタイン・チョコ香り立つ滝 [まぶさび詩]

カカオの香、体内に、立ちこめて   (ヴァレンタインチョコ香り立つ滝)

けっして自慢するわけではないのですが、今年のヴァレンタイン・デイは収穫でした。
手作りチョコもあったりして、メロメロです。
おかげで、帰るときはチョコで満腹になるほどで、いまだその日々が続いています。
誤解しないでください。けっして自慢しているわけではありません。
毎週、歯医者に通う身としては、少しは控えないといけないのですが、いろいろなチョコのパッケージを見ると、ついつい手を伸ばしてしまうのです。
そして、虫歯よ、すまない、意志の弱いわたくしめを許してと、食べる前ではなく、食べた後であやまるはめにおちいる次第。
くどいようですが、けっして自慢しているわけではありません。

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雪塊崩落の滝 [まぶさび詩]

くずれおつ、かたまりを、ゆき粉おう   (雪塊崩落の滝)

昨日、駅で電車を待っていると、上の方から雪のかたまりがドサッと落ちた、その後を追うように細かな雪の粉のようなものが舞い降りていくのが見え、妙に心が動きましたので。
ちなみに、昨日は、京都コンサートホールにストラヴィンスキーを聴きにいきました。
京都市交響楽団の定期演奏会で、なんとオール・ストラヴィンスキー・プログラムだったのです。
曲目は、ハ調の交響曲、ヴァイオリン協奏曲、三楽章の交響曲で、けっこう好きな曲ばかりなのです。
でも、最後の三楽章の交響曲が圧巻でした。
プログラムの三曲が、最後の曲へとなだれ落ちる滝に思えてしまいましたので。

シンフォニーコンチェルト、シンフォニー   (ストラヴィンスキー三折れの滝)

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講義室つらぬく滝 [まぶさび詩]

学識の、しぶき散り、時をさく   (講義室つらぬく滝)

このところ、大学での講義が脱線ばかりで、反省しております。
学識が、あちこちに氾濫するもので。。。
という言い訳は、通用しません、ね。

タグ:京都大学
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ホトトギスソウ花はびこる滝 [まぶさび詩]

つぎつぎと、むらさきを、托卵す   (ホトトギスソウ花はびこる滝)

今年、ホトトギスソウの範囲がやけに広がってきたように感じます。
紫の花が、昨年見かけなかったところにまで咲いているからです。
ふと、ホトトギスの托卵のことを思いました。
まるでホトトギスソウが大地に紫を托卵したのかと。。。

ホトトギスソウ花はびこる滝.jpg

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食うてのち面影に立つ松茸の滝 [まぶさび詩]

先夜、先輩のお宅にお呼ばれしました。
なんと取れたての松茸がたっぷりと。
魯山人の焼きものの上に七輪をのせ、焼きたての松茸をスダチと塩でいただく、こんなぜいたくな幸せを享受してよかったのでしょうか。
ちなみに、この先輩のおうちは、若いころの魯山人が寄寓していたとのことで、その焼きものが残されているのです。
2日ほど前のことなのに、いまだに体の中が松茸の香がめぐっているようです。

体宇宙、秋の香の、けぶりたつ   (食うてのち面影に立つ松茸の滝)

タグ:松茸 魯山人
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朝顔開く滝 [まぶさび詩]

よるのかの、むらさきに、あけそめて   (朝顔開く滝)

夜と朝のあわいにふさわしい色合い、それは紫。
あるいは、夜の闇がかろうじて消え残る色が、紫。
そんな思いに誘われてしまう朝顔でした。

朝顔.jpg

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日傘羞じらいの滝 [まぶさび詩]

ふりそそく、日をさけて、ひと目さく   (日傘羞じらいの滝)

このところ、ごくたまにですが、日傘をさした男性を見かけるようになりました。
わたくしめもいつも鞄に入れてはいるのですが、人気のないところでしかさしませんでした。
まして大学の近辺でなど、とんでもないことです。
ところが今日、バスを降りてすぐ日傘をさしてしまったのです。
できるだけ顔を隠すようにして歩いていたのですが、研究室のある建物の少し前でたたんでしまいました。
学生がうようよしていたからです。
でも、ほんの少しの距離なのに、日射しを浴びていく時間の長く感じられたこと。
こんどこそ、恥ずかしがらずに堂々と日傘をさしていこう。
そう決意を新たにしたことでした。

タグ:男の日傘
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